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映画を作る思い★ [JERRYへの思い]

ドキュメンタリー「目撃!にっぽん『それでも僕は映画を撮る~監督・大林宣彦 80歳の決意~』」が、
今朝放送された。

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珍しく早く起きた日曜日。

現在80歳である大林宣彦の監督最新作の制作現場に密着したドキュメンタリーでした。
がんと闘いながらメガホンを持って、映画を撮る熱意にどんどん引き込まれて行って
新作を世に送り出そうとする大林監督の姿に感動した。

身体の不調、腫瘍マーカーの値が右肩あがりになっているので
抗がん剤の注射をするという治療の仕方を切り替えないいけない時期に来ていて
映画のお仕事も忙しいだろうけれども同時進行しないといけないと主治医に言われても
それを断っても映画を撮り続けら姿に泣けた。

身体の不調、強いては映画の役を演じて作って行くのは役者であって
どう演じるかは、役者自身で決めてくれと言う大林監督。
「人に相談するな!」と言い、
敢えて新人の俳優を使用した為、撮影が進まない事もあり、自身の体調の悪さからスタッフを含め
凄く雰囲気の悪い現場になったりもした。

浅野忠信さんも参加した。

なかなか進行しないので浅野忠信を休憩室に連れて行ってしまったスタッフ。
撮影の支持を出そうとしたら浅野さんが居ないものだから監督は、少し怒る。

戻ってきた浅野さんに「監督がいるのに俳優が居ないというのは、どう言う事だ」と
浅野さんは出てと言われたから出たんだと。
真向から発言。

それぞれがどうしていいのか分からないのではと察した浅野さん。

浅野さんが
「もっと、声出して行きましょうよ!だらけている!」と一喝した彼の一言で
スタッフ、役者が繋がって雰囲気も一変した。

今迄、大林監督の作品に携わった役者が例えワンシーンだけでも出演したいと足を運んだ。
監督の物作りの熱意がちゃんと伝わっているんだと分かった。

心を一つにして撮影に挑んだ。

最後のカットを撮った後、
監督は、「身体の不調から苛立って叫んだりしたけれど、スタッフ、役者さんの肴は背中には、いつも手を合わせていた。時に、黙っていた時が多かった時があった。それは幸せを噛み締めていた時なんだ。
体調の悪い僕をここに居させてくれて、映画を撮らせてくれてありがとう。みんな僕の希望なんだ頑張って下さい。」

若い役者さんには、「頑張れよ!」と。

自然と拍手が。

撮り終えた監督の顔は、幸せそうだった。

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早く身体を治して、大好きな映画を撮って欲しいなぁと思いました。
頑張れ!監督!

「海辺の映画館 キネマの玉手箱」は2019年に公開予定。
絶対に見に行きたい!!

※そして
浅野忠信さんを見て、「ルパン3世」でジェリーとご一緒して
そ 数々の作品に出演しているけど、
ジェリーもあれをきっかけに映画とか頑張って欲しかったなぁって。

小栗旬さん、綾野剛さん、みんなが頑張っているのにって(泣き)
残念で仕方ない。

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